ヒヤタン

「ヒヤタン」とは、「冷たいタンブラー」の略であり、「お冷（水）を飲むためのグラス」 を指す業界用語です。
主に、居酒屋などの飲食店で使われます。

なぜ「ヒヤタン」と呼ばれるのか？

「ヒヤタン」は、「冷たいタンブラー」を略した言葉です。

• タンブラーグラスに、冷たい水を入れて提供することが多い。
• 冷たい飲み物用のグラス全般を、タンブラーと呼んでいた。

などの説があります。 「冷タン」と表記されることもあります。

「ヒヤタン」が指すグラスの種類

「ヒヤタン」が指すグラスは、お店によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

• タンブラーグラス
  円筒形の、背の高いグラス。
• コップ
  タンブラーよりも背が低めの、円筒形のグラス。
• ジョッキ
  取っ手の付いた、大型のグラス。(ジョッキで水を出す店は、少数派です。)

「ヒヤタン」の使用例

• 「お冷、ヒヤタンでお願いします」
  お冷を、タンブラーグラスに入れて、提供してほしいと伝える。

• 「ヒヤタン、3つ持ってきて」
  スタッフに、お冷用のグラスを3つ持ってくるよう指示する。

• 「このヒヤタン、ちょっと汚れてるんだけど」
  提供されたグラスの汚れを指摘する。

• 「すみません、ヒヤタンのお代わりもらえますか？」
  お冷のお代わりを頼む。

• 「ヒヤタンを下げて、新しいのを持ってきます」
  使用済みのグラスを下げて、新しいグラスを持ってくることを伝える。

• 「このヒヤタン、薄くて口当たりがいいね」
  提供されたグラスの質を評価する。

「ヒヤタン」を使う際の注意点

「ヒヤタン」は、業界用語であり、一般的には通じないことが多いです。 お客様に対して使う際には、「お冷」「お水」「グラス」などの表現の方が、適切でしょう。
また、お店によっては、「ヒヤタン」という言葉を使わないところもあります。

「ヒヤタン」と関連する用語

• タンブラー: 円筒形の、背の高いグラス。
• お冷: 冷たい水のこと。
• チェイサー: 強いお酒を飲んだ後に、口直しとして飲む水などの飲み物。