またぎ

「またぎ」とは、番組やコーナー、CMなどが、日付や放送時間をまたいで放送されることを指します。
主に、日付をまたぐ場合に使われることが多いです。

またぎの具体例

  1. 日付またぎ:

    • 大晦日の夜から元旦にかけて放送される、年越し番組。(典型的な例)
    • 深夜番組が翌日の早朝まで放送される場合。
    • 2日間にわたって放送される特別番組。
  2. 放送枠またぎ:

    • 番組の途中(CMの前など)に「この後も引き続きお楽しみください」とコメントが入り、次の放送枠へ続く場合。
    • コーナーが通常より長く、CMを挟んで同じ番組の後半枠を使って放送する場合。

またぎの使用例

  • 「この番組は日付をまたいで放送します」
    番組が翌日にかけて放送されることを説明する。
  • 「年越し特番は、23時からまたぎで放送予定です」
    大晦日の23時から元旦にかけて放送されることを伝える。
  • 「このコーナーは、CMをまたいで後半に続きます」
    CMを挟んで、同じコーナーが続くことを説明する。
  • 「明日の放送にまたぎますので、お楽しみに」
    翌日の放送に続くことを予告する。
  • 「今回の2時間スペシャルは、1時間に枠を分割して、2週にまたいで放送します」
    1時間ごとの放送で、2週間かけて放送する特番を説明する。
  • 「この事件の続報は、日付またぎのニュース番組でお伝えします」
    その日のうちに放送できず、翌日のニュースで報道することを説明する。

またぎが使われる理由

  • 長時間の番組や特集を組むため
    通常放送尺を超えた特集や、複数の企画で構成する長時間特番などで用いられます。
  • 視聴者の関心を引き続けるため
    「続きは明日」とすることで、視聴者の関心を引き、翌日の視聴に繋げる効果を狙います。
  • 特別なイベント感を演出するため
    特に年越し番組などでは、「またぎ」によってイベント感を演出し、視聴者を惹きつけます。

またぎと混同しやすい言葉

  • 延長
    放送時間を延長すること。「またぎ」は、必ずしも「延長」を意味しません。
  • 2週連続放送・シリーズ放送
    それぞれ、番組自体は各週で独立しているものの、内容的に2週や複数回で連続性を持たせた放送のされ方を指します。この場合は、各回の放送自体が日付や時間をまたいでいるわけではないので、「またぎ」とは異なります。
タクヤ
「またぎ」とは、テレビ業界で、番組やコーナーが日付や放送時間をまたいで放送されることを指す言葉です。
主に日付をまたぐ場合に使われ、長時間の番組編成や、視聴者の関心を引き続けるためなどの目的で用いられます。
使用例からもわかるように、テレビ番組の編成を説明する際によく使われる言葉です。
この解説が、テレビ業界の「またぎ」についての理解を深める助けになれば幸いです。

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